肺炎は、特に高齢の方に多い病気です。
その中でも近年増えているのが、食べ物や唾液が気管に入ってしまうことで起こる肺炎です。
実は、このタイプの肺炎はお口の中を清潔にすることで予防できることが分かっています。
1. なぜお口のケアが肺炎予防になるの?
年齢を重ねると、
・飲み込む力が弱くなる
・唾液が減る
・お口の中が乾きやすくなる
といった変化が起こります。
その結果、食べ物や唾液が誤って気管に入りやすくなり、その中に含まれるお口の細菌が肺に届いてしまうことがあります。
お口の中がきれいであれば、肺に入る細菌も少なくなり、肺炎のリスクを大きく下げることができます。
2. 今日からできる肺炎予防のポイント
① ワクチンを受ける
肺炎の重症化を防ぐために、ワクチンはとても大切です。
特に高齢の方は、家族で声をかけ合って受け忘れを防ぎましょう。
② 毎日の歯みがきとお口のケア
お口の中の細菌を減らすために、次の習慣が効果的です。
● 歯みがきは1日2〜3回
● 舌の表面をやさしくお掃除する
● 入れ歯は毎日洗う
● 寝る前のケアを丁寧にする(夜は細菌が増えやすい)
特別なことをしなくても、毎日のケアの積み重ねが肺炎予防につながります。
③ 歯科での定期チェック(年2回以上がおすすめ)
歯科医院でのお口のクリーニングは、自分では取りきれない汚れをしっかり落とすことができます。
また、
・飲み込みの状態
・お口の乾き
・歯ぐきの健康
なども一緒に確認できるため、肺炎のリスクを早めに見つけることができます。
3. お口をきれいにすることは、体を守ること
肺炎は「お口のケア」で防げる病気です。
✔ ワクチン
✔ 毎日のケア
✔ 定期的な歯科チェック
この3つを続けることで、肺炎のリスクを大きく減らすことができます。
ご自身はもちろん、ご家族の健康を守るためにも、ぜひ今日から取り組んでみてください。