型取りはもう「苦しくない」
歯科治療で避けて通れないのが「型取り」。従来は印象材をお口いっぱいに入れて数分間待つ必要があり、嘔吐反射や不快感で苦手な方も多くいました。
しかし、最新の 口腔内デジタルスキャナ を使えば、型取りは快適でスピーディー。小さなヘッドをお口に入れて、約30秒スキャンするだけで歯や噛み合わせの状態を正確に記録できます。
デジタルスキャナのメリット
● 快適性:印象材を使わないため、嘔吐反射が強い方でも安心
● スピード:短時間で型取りが完了
● 精度:削った歯や噛み合わせまで正確に3Dデータ化
● 安心感:患者さんの負担を減らし、治療の質を高める
スキャンの流れ
1. 削った歯のスキャン
治療で削った歯を正確にデータ化。補綴物(クラウンやインレー)がぴったり合うように設計されます。
2. かみ合わせの歯のスキャン
かみ合わせにあたる反対側の歯もスキャンし、全体のバランスを考えた治療が可能になります。
3. 噛み合わせ状態のスキャン
上下の歯を噛み合わせた状態を記録。咬合関係をそのままデータ化し、違和感のない補綴物を製作できます。
データから補綴物へ
取得したスキャンデータはコンピュータに送信され、専用ソフトで設計。
その後、ミリングマシン(削り出し機)に送られ、セラミックなどの材料から精密に補綴物が削り出されます。
デジタル歯科治療により、スピーディーかつ精度の高い補綴物が完成します。
まとめ
口腔内デジタルスキャナを使った型取りは、従来の「苦しい型取り」とはまったく違う型取り方法です。患者さんの負担を減らしながら、より精密で安心できる治療を提供できるのが大きな魅力です。次回は「装着編」として、完成した補綴物がどのように装着されるのかをご紹介します。ぜひご覧ください!